ビデオプロジェクター VPL-VW855のヒミツ①
- 2018/10/6
- VPL-VW855, ビデオプロジェクター, ビデオプロジェクター VPL-VW855
絶対に買えない笑
ビデオプロジェクターVPL-VW855
特長① : 明るく高品位な映像再現
レーザー光源(Z-Phosphor(TM)(*1))の採用により、2,200lm(ルーメン)の高輝度と約20,000時間の長時間使用を実現
ホーム用ビデオプロジェクターの光源にレーザー光源(Z-Phosphor)を採用。豊かな光量により、明るい部屋においても、大型スクリーンでの力強い映像表現と純度の高い色再現が可能に。迫力とリアリティーに満ちた4K映像を描きだします。また、従来のランプ光源の寿命よりも長い、約20,000時間(*2)の長時間使用が可能です。
*1 青色のレーザーと蛍光体を組み合わせた光源システム
*2 各数値は輝度が半減するまでの時間の目安であり、使用環境や使用状況により異なる場合があります
レーザー光源(Z-Phosphor)の採用により、全体の明暗の差が大きいHDRの映像もきれいに表現
レーザー光源(Z-Phosphor)をホーム用ビデオプロジェクターの光源に採用。レーザー光源(Z-Phosphor)により、映像の入力信号に合わせ遅延のない調光が可能。全体の明暗の差が大きいHDRの映像も、暗い箇所から明るい箇所まで黒つぶれや白とびすることなく細部まできれいに表現します。
4Kデジタルシネマの技術を生かした4K解像度専用設計「ARC-F」レンズ搭載
4Kプロジェクターの高解像度な映像を正確に投写するには、レンズや光学ブロック精度が 重要になります。VPL-VW5000/VW855 では、 大口径4K「ARC-F(オールレンジ クリスプフォーカス )レンズ」を搭載しました。レンズの数は18枚使用し、フローティングフォーカス方式を採用。フォーカス時に2つのレンズ群を可動させることで、画面の中心部から周辺部、また、近距離投写時から遠距離投写時まで安定した結像性能を実現しました。さらに、レンズ素材には、緑/青/赤の屈折率の違いを考慮した特殊低分散ガラスを使用。色にじみの少ない鮮明な結像が得られます。「4K SXRD」の画素間ピッチ4μ mという緻密な画素からの映像も忠実に解像して投写画面のすみずみまで高品位な映像を再現します。
「立体感」、「奥行き感」、「精細感」が増し、リアリティーが飛躍的に向上する、HDR(High Dynamic Range)対応
映画・放送業界で対応が進み、4Kブルーレイディスクに採用されているHDR10方式、放送で採用されるHLG(Hybrid Log Gamma)方式に対応。全体の明暗の差が大きい映像でも細部まできれいに表現が可能になり、「立体感」、「奥行き感」、「精細感」が増し、よりリアルな映像が楽しめます。
制作者の意図に近い「HDRリファレンス」とHDR再生時の豊かな暗部階調表現
最大輝度1000nitを超えるHDRコンテンツの高階調側の表現を豊かにする「HDR10」に加え、マスターモニター(*)のトーンマッピングを再現する「HDRリファレンス」はHDR色再現と映像の明るい部分の階調表現がより正確になり、制作者の意図に近いHDR映像を再現できます。また、両モードの暗部はプロジェクター用に補正を行い、HDR再生時の豊かな暗部階調表現を実現しました。
* ソニー製4K有機ELマスターモニターBVM-X300
※ 「HDRリファレンス」モードは最大1,000nitまで忠実に輝度が再現されます。1,000nitを超える輝度を持つコンテンツは1,000nitで切られます
色彩豊かな映像を再現する「トリルミナスディスプレイ」
広い色再現領域を持つ「トリルミナスディスプレイ」に対応。さまざまな赤の色合い、エメラルドグリーンのような海など、これまで表現の難しかった繊細な色を色彩豊かに再現することが可能です。「データベース型超解像処理LSI(リアリティークリエーション)」の高精度なカラーマネジメントと相まって、今まで以上にリアルで質感の高い映像を実現しています。また、「トリルミナスカラー」対応のソニー製カメラで撮った写真や映像を「トリルミナスディスプレイ」対応のVPL-VW855で再生すれば、豊かで自然な色のまま大画面で思い出を楽しめます。
BT.709やBT.2020規格(*1)(*2)のカラースペースモードを搭載
BT.709やBT.2020規格(*1)(*2)のカラースペースモードを搭載。ブルーレイディスクや4Kブルーレイディスクのカラースペースに合わせた再生ができます。
*1 BT.2020の色域は完全には包含していません
*2 BT.709, BT.2020(次世代放送の映像制作規格。電気通信分野における国際連合の専門機関である国際電気通信連合「ITU: International Telecommunication Union」の無線通信部門「ITU-R: ITU Radiocommunication Sector」)にて制定
映像のダイナミックレンジを拡大する「アドバンストアイリス3」
映像の白から黒への比率を識別してアイリスを絞ることでランプからの光量を映像に合わせ適切に調節。光量を下げた場合でもピーク輝度を信号処理により、もとの白ピークレベルまで補正します。同時にこの信号処理により、いちだんと深い黒を再現でき、映像のダイナミックレンジを拡大しました。VPL-VW855では、アイリスとレーザーを独自のアルゴリズムで制御する「デュアルコントラストコントロール」機能により、暗闇での輝きをもつシーン(宇宙の星、夜の建物など)において、輝く部分を保ちながら暗い部分をより黒くし臨場感を向上させました。
※ 「アドバンストアイリス3」は3Dでは使用できません
毎秒24フレームで作成されたムービーなどの画像の動きを滑らかにする「モーションフロー」を4K映像にも適用
■インパルス:黒画を挿入することで残像感を低減。元映像を忠実に再現します。映画館同様の映像表現に適していますが、画面がちらつくことがあります。
■コンビネーション:明るさは保ちつつ、動きの速い映像のぼやけを軽減します。
■スムース強:動きを滑らかにします。特に映画などに効果的です。
■スムース弱:動きが滑らかな標準的な映像にします。
■True Cinema:毎秒24フレームで作成されたムービーなどの画像をオリジナルのフレームレートで再現します。
■切:モーションフロー機能をオフにします。
※ 「スムース強」や「スムース弱」、「True Cinema」を設定して画乱れなどが発生する場合は、この設定を「切」にしてください
※ 映像により、設定を変更しても効果が表れない場合があります
※ 解像度4096×2160の信号入力時は、「切」に固定されます
映像シーンに応じた最適コントラストを自動調整する「コントラストエンハンサー」
シーンごとの信号成分をリアルタイムに分析し、最適な階調、コントラストが得られるよう、映像の明るい部分・暗い部分のレベルを自動的に補正。階調表現を向上させることで、メリハリのある、躍動感にあふれた映像を再現します。